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お気に入りのジーンズに超撥水加工を施してみた!

機能性のジーンズ加工

こんにちは!岡山県児島のジーンズ職人、西山です。

機能性のジーンズ加工。柔軟加工や堅仕上げ加工、冷感、温感、防虫、光触媒、防臭などなどいろいろありますが、、、

中でも感動してもらえるのが『超撥水加工』

先日のビックサイトの展示会から本格的に打ち出しして

クライアントにかなり好評です!

 

 

そもそも撥水加工とは?

→布・紙などが、表面で水をはじくこと。(事典から)

撥水加工をかけることでいいことは、水をはじくだけでなく

汚れにくくなることや分子レベルのコーティングがかかることで

ジーンズやカラーパンツの色も落ちにくくなる傾向にあります。

それそれ嬉しい機能向上ですね。

 

 

繊維だけでなく建築や車業界、キッチンなど幅広い分野で注目されています。

 

 

テフロンのフライパンや、車の水ぶわ~ってはじくガラコや

お風呂場など撥水の技術は意外と身近にありますよね。

 

 

なかなか繊維でなかったのは、服ってのは意外と過酷な条件下で

使用されるんです。

だってみなさん洗濯しますよね。

 

 

 

汚れや汗を落とすために

洗濯機のなかで洗剤を使い、ガンガン何百回と水の中で繊維と繊維がこすれるんです。

普通に使用するのも摩耗しますし。

 

何万と様々な生地がありますが

なかでも綿は高密度ではないため生地の表面に分子がとどまりにくく難しいんです。

今まで僕も何年も試験してきましたが

撥水とうたっていたものは、洗濯すると撥水がなくなってしまったりしていました。

 

撥水と超撥水の違いとは・・・

水を垂らすと玉になる角度で、定義的に撥水か超撥水になります。

 

超撥水(ちょうはっすい)とは、高度な撥水性によって面に対して150°を超える接触角で水滴が接する現象のこと。

《wikipediaより引用》

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E6%92%A5%E6%B0%B4

 

 

そこで

お気に入りのジーンズに超撥水加工を施してみました!

 

見た目はほとんど変わらず。

かくいう僕も水を垂らす瞬間は

毎回、緊張します笑

撥水かかってなかったらどうしようと。

 

うおお!

めちゃはじく!!💡

 

ちなみに超撥水かけていないジーンズは水をたらすと、、、

一瞬で吸い込んで濡れシミになります。あたりまえですが、、、

 

 

履き心地は、サラリとした高級感ある肌触りになります。

これは、撥水加工をかけると、どちらかというと固くなる傾向があるのですが、生地のしんを柔らかくするような柔軟加工も施すからです。

 

コーヒーを垂らしても、

 

コーヒーが浮いてる!!

 

 

【拭き取ればこの通り!】

通販サイトで言うようなセリフですが。笑

 

防水ではないので、強く押し込むと入っていってしまいますが、

汚れにくくなるのは確かです。

これは個人的な感想なのですが、汚れにくくなってるからか、臭いも付きにくいと感じました。何日か夏場に続けてジーンズをはいてみました。

 

 

通気性はというと、ほとんど変わりません。

空気は通ります。すごくムレると感じることもなかったです。

 

 

 

美東の超撥水加工はバリエーションがいろいろあるので、ここではいろいろ試したなかの1パターンでやっています。

どれを選ぶかはお客さんとディスカッションして決めます。

 

 

冒頭でも言いましたが超撥水と加えて付加されるのが

防汚とデニムの色落ちにも多少しにくくなります。

これは嬉しいですね!いいブランドのホワイトデニムを買ってすぐに汚れたら泣いてしまいます。

汚れにくく、撥水の効いたホワイトデニムジーンズを名前を付けて打ち出ししてるブランドさんもあります。

 

洗濯しても、撥水は持続しています。

洗濯後もこのとおり。5回ほど洗濯しました。

 

 

能力的に一番高いもので、生地との相性が良ければ洗濯にも何十回も耐えます。

 

洗濯方法やお手入れ

摩擦やケバ立ちには、どうしても弱いので洗濯は「手洗いにする」「ネットに入れる」「毛布洗いなど洗濯機の回転がゆっくりなモードにして洗う」「乾燥機は使わず、かげ干し」など摩耗するのを防ぐようにすると、性能のもちが良くなります。

洗っていくと毛羽(ケバ)が立ち、水滴を絡めるようになるので撥水が弱くなったように見えますが

アイロンをかけてやると

ケバも抑えられ撥水堅牢度(堅牢度=性能)がもどる傾向にあります。状況によってはかなり堅牢度が上がることもあります。

 

このような機能性の加工は、目に見えるものではないので店頭でのポップアップや下げ札など工夫が必要です。

一番いいのはお店のひとが、接客でパフォーマンスしてくれたら伝わりやすいですね(`・ω・´)

 

8月にはアパレルの新聞「繊維ニュース」さんにも

取り上げていただきました。

 

 

 

メーカーのかたは

ブランディングに超撥水の感動を取り入れては

いかがでしょうか(^ ^)

 

 

一般のかたむけには

現在、超撥水をからめたkojima market placeの商品も

進行しています。

もう加工にはいってますので、しばしお待ちを。

 

現在も歴史ある日本のもので染色したジーンズや

お茶や竹炭などオーガニックな天然染料で仕上げたジーンズ。

職人の技がつめこまれたこだわりのジーンズもありますので

是非チェックしてください。

 

 

 

kojima market place オンラインショップ

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