PRODUCT

こだわり

Processing -ダメージの工程-

何年もの時間をかけて変化したような、深みのある色。
まるで本当に履きつぶしたかのようなリアルなダメージ。
美東のジーンズは、世界でも評価が高く、児島でもトップクラスの技術を誇ります。

加工にはさまざまなプロセスがあります。
ペーパーシェービング加工で「ヒゲ」と呼ばれる履きシワを擦り出し サンドブラストで一気に研磨剤を噴き上げ、ふとももの立体感を出します。 ブリーチ加工で全体的なコントラストを調整したあとは、洗い加工へ。 ストーンウオッシュで生地の中古のちらつきを再現し、バイオ処理で毛羽立ちをなめらかに処理し、洗いにかけ、こなれ感を演出します。 クラッシュ加工では、グラインダーで縦糸だけを削ることでほつれを作り、縫製の職人がその穴をふさぎます。最後はプレス加工で仕上げ。 そのほか、サビに似せた樹脂を手でこすりつけてわざと汚したり、ときにはバーナーで炙ったり…

ヴィンテージジーンズのはきシワの部分をよーく見て下さい。
幾重にも深みを感じませんか?
それは、職人が何重にも(最大のもので5~7重にも)はきシワの加工を重ねているからです。

リメイクジーンズの製品の穴をよく見て下さい。
擦れて今にも横糸が見えそうな毛羽立ち。露出した横糸。ぽっこり空いた穴を様々な縫製の技でふさいでいます。これらのものは偶然ではなく、職人の絶妙な手加減で再現されたものです。

これほど複雑な工程を経て、児島クオリティが成立しているのです。

Unflagging efforts -たゆまぬ努力-

ジーンズの価格は、職人が一本の製品にどれだけ時間を費やすかによって決まります。
これらの職人が満足いく表現ができるようになるまでは幾何の年月がかかります。
こだわりすぎたり、時間がかかりすぎると、生産ラインに乗りません。 職人が技術とセンスを磨き上げ、デニムというキャンバスに表現すること。そして、こだわりと効率を両立し、速度を極限まで高めること。 それらがうまく作用してはじめて、みなさんに適正な価格でクオリティの高い製品を提供することができるのです。

よく見てください。感じて下さい。
ちょっとしたはきシワの一本。穴の表情。リメイクの技。
生地のこすれ感。縫製の強度。リベット下げ札などの付属。

さりげないディテールのひとつひとつは、あまりにも自然で、人工的な加工を意識させないほど、ジーンズに馴染んでいることでしょう。 その「自然さ」こそが、職人たちのこだわりです。

何年もの時間をかけて変化したような、深みのある色。
まるで本当に履きつぶしたかのようなリアルなダメージ。。。

奥ゆかしい日本人は、ぱっと見えないところにこそ美徳を感じます。 児島が世界から注目されるのは、日本人特有の細やかな感覚にあると言えるでしょう。
そういった細かいディテールの積み重ねが、いつの間にか世界でも一流とされる人々に認められるようになり、世界でも追随を許さない、唯一無二の信頼とクオリティを作り上げたのです。

これからも私たちは、世界で唯一無二のジーンズを作るために、たゆまぬ努力を続けていきます。